あなたの普通は全然全くこれでもかってくらい普通じゃない
どうも、ナビゲーターのさっとんです。
頑張りすぎて体や心を壊してしまう人。
この人たち、別名「がんばる教」の人たちは
自分自身に劣等感を感じている場合が多いのです。
何も特別なことができない、普通な自分
に対して
「自分なんて...」
って思ってます。
この
「普通の自分」
って
本当に特別じゃないんでしょうか?
というのが今回のお話し。
普通ってなに?
まず普通ってなんぞや
ってことですが。
これってやはり答えはないですよね。
しいていうならば
自分が普通だと思っていることが普通
というくらいの定義しかできません。
ちなみにグーグル先生に聞いてみると
こんな回答が返ってきました。
要するにこれって量の問題で
全体の量の中で似通った性質を持ったものが多い場合
それは "普通" と見なされるということ。
つまり
どんなに奇抜なことをしても
奇抜な格好をしても
その量が全体の量を占める割合が増えれば増えるほど
普通になるわけですね。
そういえばきのう
前に働いていた島根県の江津市にある公共施設でやっていた
ハロウィンイベントのMCとして呼ばれてきました。
去年からイベントとして
ハロウィンやりたいよねってことで
近くの商店会を盛り上げることを目的にして
開催しています。
人口2万4千ちょっとしかいない市なので
仮想コンテストとかやっても
出場者があつまるんかいね?
という感じでしたが
まぁ、みなさん日頃静かに暮らしているからか
結構盛り上がってくれるんです。
このハロウィン、日本では "仮装パーティー" になってますが
ハロウィンの日にコスプレをしたって派手な格好をしたって
いわゆる "普通" です。
ハロウィンのイベントには
"コスプレをしている人" の量があるから。
逆にみんながコスプレしているのに
普通の恰好、半袖短パンにサンダルとかスーツにネクタイとか
そんな感じでいたら ”普通” じゃなくなることでしょう。
そもそも唯一無二である
さてさて量の話をしたけれども
つまるところ "その他大勢" になると
がんばる教の人たちが恐れている "普通" になってしまうわけです。
でもね
ここでじっくりと考えてほしいんです。
僕ら一人ひとりの人間。
誰かとかぶることなんてなくない?
まぁなんか、髪型とか服装とか
そういうったものはかぶるかもしれないけど
本質的な人間としての自分は
誰ともかぶらないじゃない。
だからね
どんな人でも "普通" になりえるわけないのです。
そもそも僕らは唯一無二の存在として生まれてきてるんだから。
そもそも特別な存在なんだから。
"普通" であるはずがない。
自分のことを "普通" だと思っている人は
申し訳ないけど、とんだ勘違いなわけです。
普通にできることは全然普通じゃない
"普通" はとんだ勘違い。
ただの思い込みです。
その人が勝手に思い込んでいるだけ。
そして、その人が "普通" だと思っていることは
実は ”普通” じゃないということが
往々にしてあります。
例えば、きのうハロウィンイベントに行ってきたと書きましたが
仮想コンテストのMCとして呼ばれたんですね。
司会進行をしたわけです。
もともとスタッフだったこともあって
趣旨も目的も内容もなんとなくわかっていたので
気軽にできたんですが
事前の打ち合わせはゼロ。
開始30分前に台本を手渡されただけ。
ざっくり流れを把握して、さぁ本番。
あ、ビール飲むの忘れてた。
ということで、
チョコレートフレーバーの海外のビールと
スーパードライを注入してスタンバイ。
ってなかんじで、さくっとさらっと
出来ちゃうわけですね。
というただの自慢をしたかったわけではなくて
何が言いたいかというと
僕にとってステージの上に立ってMCをやることって
なんの苦労もないんですよ。
これっぽちもない。
1mmたりとも緊張しない。
もちろんプロ級かどうかと言われたら
これといって極めようとしてないので
仕事でやってるプロの方々には劣る部分はあるでしょう。
が、たぶんプロ級に極めようとすれば
かなりいいところまで行くジャンルだとは思っています。
自分にとって。
んで、これだけ普通にできちゃうと
手ごたえとかないんですよ。
打ち合わせもゼロだし、練習もゼロだし。
緊張もしないし。
達成感とかもないし。
褒められてもいまいちピンと来ないし。
まさに ”普通" という言葉がお似合いな感覚なんです。
でもこれって、そういう人前でしゃべることが苦手な人にとっては
全然普通じゃないわけですよね。
むしろうらやましいとか凄いとかの分類に入ると思います。
僕はお金の管理が全くできないので
細かく管理ができる人のことを尊敬します。
毎月の支出はもちろん
収入すらこれまで生きてきて
ちゃんと把握したことがありません。
年収いくらだったとかさっぱりわからん。
だから計画的に貯蓄をしたり使ったりできる人のことを
なんて凄い人なんだと思うのです。
でもそういう人たちに
このような話をすると
「いや、普通でしょ!」
と言うわけです。
いや、全然普通じゃないから!
そのくらい自分の特別って
実感できないものってことでもあるんすね。
すでに特別だから安心しよう
もうすでに僕らは特別なので、そのままでいいのです。
自分で普通だと思っていることを普通にやっていれば
誰かが特別だと思ってくれるわけだから
それでいいのです。
がんばって "普通" から抜け出そうとしなくても
大丈夫。
あなたはすでに ”普通” じゃないから。
あ、そうだ。
こういうことを書くと
お約束的に
「そんなことを言われても特別に思えないんです」
という人が現れますが。
そういう人たちは
これまでがんばりすぎて
自分の普通がわからなくなってしまっているので
「普通でいること」を心がけてみてください。
毎日毎日「普通でいいんだ」って自分に投げかけてもいいでしょう。
別に普通でもいいんだから
特に凄いこととかしなくてもいいでしょ?
結果とか残さなくてもいいでしょ?
誰かの役に立つとかしなくてもいいでしょ?
安心して普通に生きてください。
そしたら、普通じゃなくなるから。
ややこいけど。
特に仮装しようとか思ってなかったけど
普通になりたかったので
こうなった。
ばいちゃ。
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