自由に生きるphilosophy.


もう認めよう。僕らはもうすでに自由だし素直だし、それでも良いということを。

ずっと思ってた。

「自由になりたい」って。


じゃあ、自由ってなに?

って聞かれると困ってたけど、

でも自由になりたかった。


自由って言葉はあいまいだけど、

自由じゃない状態は嫌だという意味だ。


でも、想像してみた。


「おれ、自由になりたいんだよ!」


って、みのまわりの人に言ったら、

なんて返ってくるだろうか?って。


たぶん、十中八九、

「いや、おまえ自由だろ。」

って返ってくるだろう。


なるほど。

そんなものなのかもしれない。

たしかに僕は自由にやらせてもらっている。


普通にサラリーマンやってるけど、

そのへんで働いているサラリーマンよりはかなり自由だ。

そうだ、僕は自由なのだ。


じゃあ、もう一つ考えてみた。

僕は「素直になりたい」と思っている。

頑固でプライド高くて、何か言われるとつい反抗的になってしまう。


ごめんなさい。

ありがとう。

が素直に言えない。


嬉しいのに素直に嬉しいと伝えられない。

辛いのに素直に辛いと伝えられない。

だから僕は「素直になりたい」と思っている。


でも、このあいだとある女性に言われたことがある。


「素直だよね」


あれ?僕って素直なのか?

素直になろうとしてたけど、もうすでに素直だったのか?


たしかに、いろいろと素直かもしれない。

世間知らずで、空気読めなくて、

ときどきポーンと心のままに思ったことを言っているだけなのに、

笑われたりすることがある。


難しいことわかんないし、

すぐキャパオーバーするし、

感性でパーンと動いてしまう。


うん、素直なのかもしれない。


ということは。

僕は自由だし、素直だということだ。

もうすでに。


自分でそうじゃないと思い込んでいただけで、

そうじゃないと言い張ってただけで、

もうすでにそうだったということだ。


なんで?

なんで思い込んでた?


そうだな、きっとだけど、

本当に自由になったら怖いのかな。


自分の知らない世界にふらふらと飛び込むよりも、

安定している世界にいたほうが安心できると思っているのかもしれない。


素直になることが怖いのかな。

素直でいたらバカにされるとか、笑われるかなとか思っているのかもしれない。

この世の中で、自由で素直なやつは笑われるしバカにされると思っているのかもしれない。


そっか、だから自由に”なりたい”だけだったし、

素直に"なりたい"だけだった。


もう認めよう。

僕は、僕らは自由だし。

僕は、僕らは素直なんだ。


僕は、僕らはそれでいいし。

僕は、僕らはそれがいいんだって。


もう諦めて認めよう。


自由に生きるphilosophy.