自由に生きるphilosophy.


小さな好きを満たせば、親との関係も良くなるよ。




3ヶ月ぶりに

実家に帰って思った。





小さな好きを満たすだけで

親との関係も良くなっていくなって。








さっとんは

親との関係は

悪くはない。






どちらかというと

世間一般的には

いい方だと思う。






でも

カラッと

なんでと話せる仲

というわけでもない。




親父はもう

70を過ぎていて

母親も今年70かな?





親父は

大手ゼネコンに

生涯勤め切った

ザ・団塊世代といった感じで




世の中的にも

どちらかというと

フラフラしている

さっとんと

まぁ、価値観は合わない。






いろいろと言われることも

多いので

よくイラっとしてたもんだ。




ただ

3年前に島根にいってからは

そんなことも少なくなった。

やっぱり距離というものは大切らしい。





島根の仕事を辞めて

3年ぶりに

1ヶ月ほど実家に住むことになって

改めて思ったことがある。








さっとんは

自分の価値観を

親に知ってもらいたかったんだ

認めてもらいたかったんだ

って。








これまで

価値観が合わな過ぎて

理解してもらおうとすら

全く思ってなかった

だから

話すこともほとんどなかった。





どうせ

あれこれ

言われるんだからって

諦めてた。







これ

なんでなんだろ?

って、ふと考えてみた。







そしたら

早く親離れしたかった

思春期のことが

思い出された。






思春期の頃

具体的には中学生の頃かな

さっとんの周りには

あんまり

家庭環境が整っていない

友達が多かった

簡単に言えば

ヤンキー的なやつだ。





親が片親だったり

両親が共働きだったりすると

子供は自立が早くなる。




好きなことを

好きなように

自分で出来る友達のことが

とても羨ましかった

カッコよく見えた





そして

なんだか

自分が劣っているように感じた。






うちは

平和な家庭だったし

親も良くしてくれた。




良くされ過ぎてたくらいだった。

それが

思春期の

さっとん少年にとっては

いつまでも子供のようで

恥ずかしかった。

嫌だった。





今からしたら

親の愛だとわかることも

その時は煙たかった。





おそらく

そんな経験から

親から離れたい

親に構って欲しくない

っていう思考の癖が

生まれたんだろう。










この話はもうちょっと続く。







さらに考えてみると

どうやら

さっとん少年は

もっと親に甘えたかったんじゃないかという

疑惑が浮かんでくるのだ。






本当はもっと親の愛を受け取りたかった。





甘えん坊だった

寂しがりやだった

そんな

さっとん少年は

周りの友達よりも

親離れの時期は

遅れていたんだと思う。




本当はもっと甘えたかったのに

それが出来なかった。





それは

周りの友達と

自分を比較してしまったからだ。






この充分に受け取れなかった

愛情が

いろいろな

こじらせの原因なんじゃないかと

思っている。









ちょっと

前段が長くなった。








自分の小さな好きを

満たしていくと

なんで、親との関係が良くなるのか?








それは



自分がどうしたいのか?

どうして欲しいのか?






自分自身が気づくことが出来て

それを

伝えることが出来るようになるから。







さっとんは

自分の好きを

少しずつ満たすうちに

上に書いたようなことに

気づいていった。




そしたら

自分はもっとこうしたい

という

意見を親に言えるようになった。






これまでは

親に遠慮してたり

理解してもらえないと

諦めてたことも

とりあえず言うことが出来るようになった。





嫌なことは嫌だと言えるようになった。








小さなことだけど

親を素直に頼れるようになった。







これは

とても大きな進歩だった。






そしたら

いつの間にか

イラっとすることは

ほとんど無くなっていた。








ぶっちゃけ

よくある自己啓発とか

心理学にある




親と向き合いなさい。



という

ある種の荒治療的なやつは

必要ないなって思った。





というか

好きを満たして行った先に

この

向き合うっていう

行為も自然と出来ていくんじゃないかな?

そんな気がする。








親と上手くいかないのは

とにかく

何かを我慢してるから。

何かを諦めているから。




その我慢や諦めが

解消されたら

自然と仲は良くなるよ。





そして

そのためには

自分の小さな好きを

満たしてあげることが

大切になってくるんだ。




自由に生きるphilosophy.