自由に生きるphilosophy.


いつでも今はゼロ地点。ぼくらは今からなんでも創り出せる。



ちょっと小難しい話が続くけど


今日は


この本をずっと読んでいた。






ちょうど一年くらい前に


買ったんだけど


難しすぎて


途中で諦めた本。





といいつつ


仏教について


ちゃんと書いてある本からしたら


読みやすいほうだ思う。






この本は


世に出ている


仏教本とは少し異なっていて


良い暮らしをしたいから


とか


人間的に良くなりたいから


とか


心が豊かになりたいから


とかいう


自己啓発的な内容じゃなくて


とことん


ブッダが考えた思想の


本来の意味は何なのか?





仏教の最終的な目標地点である


涅槃とはどういうものなのか?


について


書かれた本。







ふと


そういえば


と思い出して


昨日から読み始めたけど


かなり頭が混乱しながらも


ちょっと見えてきたものもある。









ちまたで流行中の


引き寄せの法則について


もっと理解を進めたい


という思いがあって


もちろん


その恩恵を受けて


豊かになりたい


という思いがあるんだけど


その仕組みを知るのも


やっぱり興味があるから。







その


引き寄せの法則への理解に


少し関連するのが


仏教の考えでもあるのね。







引き寄せの法則の基本スタンスは






今この瞬間イメージしているもの


感じているものが


未来に引き寄せる







というもの。







だから


実は


いま現在に起こっている


現象と


未来の現象は


全く関係ない


とも言えるし


現在の現象に影響を受けた


自分の思考や感情が


未来をつくっているから


関係あるとも言えるところ。








今ここを大切にしよう!




今の自分の気持ちを大切にしよう!






ということを言う人もいるから


これはちゃんと


引き寄せの法則を理解していないと


混乱するところなんだけど


(エイブラハムも、節目ごとの意図確認が大切と言っている)





今この瞬間


自分がどんな行動をしているか



未来は全く関係ないという


スタンスをとったほうが


いろいろと理解しやすい。






まずは


基本を守って


今この瞬間にイメージしていることと感情が


未来を引き寄せる


ということを


シンプルなルールとして


理解すること。







んじゃあ


いま起こっている現象には


どんなスタンスで


生きて行けば良いのかと言うと






今この瞬間で起こっていることは


過去にイメージしたことや感情が


つくり出しているものだから


自分にとって


都合の良いことであろうと


都合の悪いことであろうと


未来の自分には


全く関係ない


と理解すること。








ここで


やっと仏教の考え方と


つながるんだけど


仏教の最終目標地点の


涅槃というものは


今この瞬間に起こっている現象を


ありのままに見て


その起こっている現象は


知覚の世界であるから


それは常に流れているものであり


変化しているものである。





つまるところ


ぜんぶ思い込みや勘違いだから


善いも悪いも関係なく


その起こっていることに


振り回されることなく


翻弄されることなく


生きていけるようになること


ということなのね。







いま起こっていることに


悩んだり


落ち込んだり


凹んだり


ネガティブになったり


その対処方法を考えたり


するんじゃなくて


ものごとを


ありのままに見て


受け流すこと。







仏教の場合は


喜ぶことや


愛することや


ポジティブなことだったりも


不安定なもので


苦を与えるものだから


受け流しましょう


という考えだから


そこは


ちょっと引き寄せの法則のスタンスとは


異なるところだけど


今この瞬間へのスタンスという意味では


似ているところが多い。








涅槃のことを


この本では


ゼロポイントと呼んでいるけど








その


今この瞬間をゼロにして


じゃあ、未来になにを引き寄せようか?





という


私たちは


ゼロからなんでも生み出せるよ!






という


スタート地点に立てる


ということを教えてくれているのが


引き寄せの法則なんだよね。








ぼくらは


いつだって


ゼロ地点なんだ。





自由に生きるphilosophy.