自由に生きるphilosophy.


お金が欲しかったら、無理にモチベーションとか上げないほうがいい。



きのう


マルクスの資本論について


書いたけど


とても興味深いのは


労働力の対価である


給料のこと。





マルクスは


労働力の対価である


給料を


労働者が


元気で働けるために


必要な金額


と定義づけた。







それは


衣食住などの


基本的で健康的に生きられる


ために必要なお金と


その家族のたねのお金と


労働をするために必要な


技術を得るためのお金


これらを総合した金額が


給料だと。








これの


なにが面白いかっていうと


生活費が下がれば


給料は下がってしまうということ。







どういうことかというと


ユニクロ着て


マック食べて


安アパートで暮らせる


ようになるのが当たり前になると


世の中の給料は


どんどん下がっていく


とうことなのね。







技術がどんどん進歩して


生活必需品や食費が


安くなればなるほど


生活者の給料は


どんどん下がっていく。







生活必需品や食費が


安くなるということは


技術が進歩して


単純作業が増えて


大量生産ができるようになる


ってことだから


そうすると


労働者の技術なんかも


必要なくなっていくから


さらにどんどん給料は下がっていく。








出費が下がるなら


給料が下がっても良いような気もしなくもないけど


んじゃあ


その安く作られたものが


どれだけ


体に優しいか


とか


心を満足させてくれるか


とか


そのあたりを考えなければ


ならない気がする。







んじゃあ


ここから


給料を上げる方法も


考えてみたい。









それは


人が元気でいられるために


必要なお金が


今よりも増えればいい。







良いものを食べないと


健康に元気に働けない。





心地よい服を着たり


家に住まないと


健康に元気に働けない。








もっと言うと


適切な休暇が無いと


健康に元気に働けない。






適切な休暇ってのが


今の週休2日なんかじゃなくて


週休3日とか4日になって


年に1ヶ月くらいのバカンスがないと


健康に元気に働けない。







そうなれば


どんどん労働の単価は上がっていく。









んじゃあ


そうなると


給料は高くなっても


物価が高くなって


意味ないじゃん


って思うかもしれないけど


さっきの安いものの話の逆で


体に優しくて


心も満足生活が送れるなら


今よりも豊かになるに違いない。








と、思うのです。








なにが言いたいかと言うと


一生懸命働いて


良いサービスを提供しようとか


やめたらいいぞ。





という話。








こんな低賃金じゃ


良いもの食えないし


良いもの買えないし


旅行も行けないし


家族とのスキンシップも取れないし


モチベーション高く


働けるかってんだ!








もっと質良い仕事をして欲しかったら


もっと金払え!






と言うような感じで


無理してモチベーション上げたり


やりがいを探したりしないこと


なのです。






納得いかないことには


納得いきません


という態度をとること。





つまるところ


サボるということ。





それだって、ひとつの自己表現なのです。





そうすれば


世の中はもっと暮らしやすくなる。






はずだ!



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