捨てないパン屋は「手を抜く」から世界を幸せにする。
(*写真はイメージです)
捨てないパンを知っているだろうか?
昔、読んでいいなって思った記事だ。
急にまた読みたくなって、見つけてきた。
捨てないパン屋は、手を抜いている。
売っているパンの種類は4種類だけ。
しかも、具の入っていない大きなパンだけだ。
朝4時から11時までで、ひとりで焼き上げる。
他のパン屋からしたら、羨ましい限りだろう。
捨てないパン屋は、手を抜いている。
その代わりに、最高の材料をつかっている。
農家さんが手間ひまかけて愛情込めてつくった食材をつかい、手を抜いてパンをつくっている。
手を抜いたら、農家さんに失礼じゃないか?
いや、そんなことはないらしい。
捨てないパン屋さんでは、店主も農家もお客さんもみんな幸せになっている。
材料を無駄にせず、最高においしいパンを簡単につくって売っている。
これは何を物語っているのだろうか?
僕らは何を大切にするべきなのだろう?
売るためにドカドカと安いものを生産し、余ったらドカドカと捨てていく。
過剰な生産はどこかにしわ寄せがくる。
沢山作るためにたくさんのお金をかけ、沢山の人を雇い、沢山の時間と労力を費やす。
僕は捨てないパン屋さんの考え方が好きだ。
幸せをつくりだすために必要なのは、とてもシンプルで簡単な仕組みなのだろう。
「手を抜く」ことなのだろう。
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