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頼れない族が頼れない理由。

さっとんは頼れない人です。頼るって何?美味しいの?って感じです。通称、頼れない族です。


世の中に頼れない族の方々がたくさんいると思います。頼れない族の人たちは、頼れないで自分で抱え込んでキャパオーバーになって思考停止することがたくさんあります。


そんなときに「もっと頼ってよー!」とか「頼ればいいんだよー!」とか言われても、「そんなこと言われても頼り方、わかんないんだけど...」という感じなのです。まじで。普通に頼れる人にはこの感覚はわかんないと思うけど...。




頼れない族が頼れない理由

さっとんはこれまで何年もかけて、頼れない族が何で頼れないのか?という研究を続けていました。半生を費やしたとでも言っておきましょうか。いま32歳なので、だいたい16年くらいです。いや、もっとかもしれない。


やっと少しずつ謎が解けてきました。頼れない族が頼れないメカニズムがわかってきたのです。




自分に厳しい

まずひとつは、自分に厳しいということです。自分に厳しいと人に頼ることができません。なぜかというと、「人に頼ること=自分が劣っているという証明」という、超自分に厳しい世界に生きているからです。頼れない族にとって、頼ることとは武士が切腹するくらいの覚悟が必要なのです。




自分でやりたい

もうひとつは、自分でやりたいからです。人に任せられないといってもいいかもしれません。頼れない族の親戚に、自分でやったほうが早い族というものがいます。この人たちも表面的な理由は異なっていても根本的なところでは一緒です。


自分でやりたいというのは、裏返すと「自分ができるということを証明したいから」とも言えます。簡単に言うと自分で手柄を立てて、褒めてもらいたいのです。そして、これは無意識でやっている場合が多いです。




怯えている

最後のひとつが、怯えているということです。何に怯えているのかというと「なんだ、こんなこともできないのか」と思われることです。言葉や態度で傷つけられることにとてもビクビクしています。


一瞬一秒人の目をうかがって、いつどこから矢が飛んでくるだろうかというくらいの緊張感で毎日を過ごしています。頼れない族にとって、頼ることとはその矢に向かって正面突破で向き合う弁慶のような覚悟が必要なのです。




自分を癒してあげよう

頼れない族にとって、頼るという行為はどれほど命がけのものかがわかっていただけましたでしょうか?


頼れない族が頼れない理由をまとめてみると、ようするに「できない自分はダメだ」と思い込んでいるということです。常に自分にダメ出しをしている状態なので、少しずつぐっと握っている手綱を緩めてあげる必要があります。


そのために、自分自身を癒してあげましょう。自分に優しい言葉をかける。自分が喜ぶことをしてあげる。一人になれるところでほっとしてみる。もし仕事で疲れているなら、もっと楽にでき仕事に転職するのもありです。バイトでも派遣でもなんでもいいので、楽な立場で自分の心が癒えるまでゆっくり働くのは、かなりおすすめです。




優劣の世界から抜け出してみる

さっとんは仕事を辞めてそろそろ一年になります。自分を責め続けて、心が究極にいじけてしまっていたのでそのリハビリだと思って、派遣のバイトをしていました。今まで立場のある仕事をしていたので、派遣のバイトをするという時点でプライドがざわざわしたのですが、それもいい練習になりました。


仕事で疲れている人は、一度社会的な立場という優劣の世界から抜け出してみると、自分に優しくなるきっかけになりますよ。働きすぎてぶっ倒れる前にぜひ。




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