閉ざしているのは、世界ではなく、自分なんだよ。
この世界は、たくさんの命が絡み合って創られている。
決して、ひとりで成し得るものではなくて
たくさんの網目のような絡み合いがあって
はじめて、世界は立体的になっていく。
ひとりで生きているような気がして
孤独を感じて、寂しさを抱えているときは
その「世界の絡み合い」から外れているとき。
この複雑な世界を、ひとりで生きていくことは
あらゆる生き物にとって、とても過酷なこと。
だから、何かに属するということは、とても安心できること。
といっても、孤独を感じているのは「勝手に」感じているだけで
ぜんぜんそんなことはないんだけどね。
閉ざしているのは、世界ではなく、自分なんだよ。
だから、閉ざしたいときは思う存分閉ざせばいい。
また開こうと思えば、自分の意思で開けるから。
もう一度繋がりたい、という意思を放てばいい。
それすらできないって思う場合は
なんらかの理由で、世界を信頼できなくなってしまっているからかな。
この世界を自分だけの力で生きていくことは、絶対に出来ないとあきらめたほうが良い。
残念ながら、この無制限の命の絡み合いの中で、生きていくことしか方法はないんだよ。
少し、残酷かもしれないけど。
でも、信頼するということは、そんなに難しいことじゃない。
なにか、特別なことをする必要もない。
そもそも、この世界の絡み合いは、ひとりひとりの力ではコントロールできないから。
ただただ、信頼する、という意思を持っていればいい。
それが難しければ、信頼したい、という意思でもいいからね。
ひとりでいるのが怖いなら、誰かと繋がりたいと願おう。
それだけで、大丈夫。
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