閉校になった小学校での合宿が終了。もう「人に会いに行く旅」なんて甘いことは言ってられない。
先週末、閉校になった小学校を活用した合宿イベントを開催した。
せっかく小学校でやるんだからと地域ならではの体験ができる授業をいくつか用意して、夜は地域の方々と宴会をした。
地域体験ができる授業というものは、全国各地にあふれているので、それだけでは普通だ。
あたりまえすぎてつまらない。
だから、今回の企画は地域体験よりも人とのコミュニケーションを重視した。
ただ、これも普通だ。
「人に会いに行く旅」
なんていうテーマも、もう使い古されている感がある。
時代の動きはなんて早いことだろう。
だから、今回の企画は、ものすっごくゆるくした。
都会や地域外から来た人間が求めているものは、”おもてなし”ではないと僕は思っている。
それは僕が体感したことだから、同じように感じる人が必ずいるはずだ。
外から来た人間が客人として扱われるのは普通だ。
そのもてなす側ともてなされる側との垣根をどれだけ無くすかを考えてみた。
全く無くすことは無理でも、もてなす側がいつものようにいつもな感じでいれること。
自分たちが楽しんで、ときにはお客さんを放っておくことがあったとしても、それが自然でいいのなら、この地域でしか味わえない体験になると思った。
結果的に夜の宴会は地域の人も含めて、100人以上の大宴会になった。
参加者には、「何か力になりたい」と涙ながら話してくれる人がいた。
主催者側の地域の方は、「地元の人たちがこんなに関心を持ってくれているなんて思ってなかった。これからだ。」と言っていた。
企画から実施まで、1ヶ月ちょいという超タイトスケジュールで、小学校で合宿をするという法律的にグレーなところをなんとか実現させたこともあって、たくさんの人にお世話になりました。
この場を借りて、参加者さんはもちろん関係者の皆さまに、感謝の気持ちを伝えさせていただきます。
ありがとうございました。
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